近況報告

 大学を卒業して、今年の4月から働いています。望んで選んだ仕事、というわけじゃないですが、就活しているときから何かやりたいことがあったわけでもないので、わりと清らかな気持ちです。

 ネガティブな話をすると。

 あまり会社の悪口を言うのは好きではないですが、色々な非効率とか歪みとかが目につくときがあります。愛想笑いを浮かべて指示を聞いたあともそういうモヤモヤが残って、退勤した後も鬱憤が残っていたりします。仕事の負の感情はインターネットに持ち越さないという気持ちで取り組んでいますが、会話とか、通話の中だとついネガティブな気持ちを言ってしまうことが多いです。

 これは自分の属している会社じゃない、一時的に社会科見学で見に来ただけ、という自己暗示で色々な気持ちを乗り越えています。諸々の非効率を見ると、まずこの非効率がどうして起こったのかを考えます。そして、その後なぜ続いているのかも。

 色々な仕組みがおそらく90年代とかゼロ年代に出来て、その後更新されてないんだろうなあと思います。バブル代の建築とか、目に見えるものは無駄が分かりやすいけど、見えないものは分からないし伝わらないですから、そのまま、こびりついて固まっているのではないかと思います。twitterとかで目に見える仕事環境の効率化とかの話、自分はあまり好きじゃなかったですけど、今はなぜあんな議論がされているのか分かってきた気がします。それでもtwitterで言うのはやめてほしいですけど。

 とはいえ、非効率がありながらもとりあえず働いていられるのは、リモートワークのおかげで出勤回数が少ないことと、幸い厳しい上司がいなかったことのおかげでしょう。仕事が非効率的なことに関してはおそらくみんな自覚があって、それでも誰も矢面に立てずにズルズル続けている状態なんだろうと思います。あるいは、自分が引退した後に誰かがやってくれると。悲しくなるときもありますが、自分もミスや勘違いの多い性格なので、前時代のシステムに紛れて楽ができる今の職場は適しているのだと思います。

 仕事は悲しくなることも多いですが、金銭的余裕という点でいえば、実家に住みながら月給を得られる今の暮らしは悪くないです。何をしても餓死はしないという安心感は、心に余裕を与えてくれます。スーツを着ながら電車で出勤するのも、社会経験の一貫として見ればまあまあ価値のある体験です。ただ、これはまだ死ぬまで十分な時間があると思っているからこそできることで、このまま人生が終わるのは確実に嫌です。副業禁止規定があったので、Nuitaが今後スケールしていけばどこかのタイミングで辞めようと考えています。

 

 働きながらNuitaの開発を続けています。働き始めたらやる気をなくすと思っていましたが、今のところは逆で、平日のほうが帰宅後にNuitaを頑張ろうという気持ちになります。射精報告のSNSを作るという行為が、自分にとって何らかの防波堤になっている可能性があります。負の感情をプライベートで発散できているともいえます。理想的なワークライフバランスですね。本当に?

 ただ、体力的には間違いなくつらくて、筋肉痛の中で何もできずに土日が過ぎています。今日も、この記事を書くまでずっと布団でKindleで百合漫画を読んでいたら午後4時になっていました。不思議と悪くない感覚です。大学の4年間で本当に努力が苦手になってしまいましたが、それでも最低1日1時間はNuitaに充てたいと考えています。ただ、Webサービス開発に際して1日1時間とか何もできないのと同義なので、やっぱりもう少しNuitaに充てられる時間を増やしたいです。

 そう、詳細についてはまた別の記事に譲るとして、Nuitaをスケールさせていきたいと思っています。あんまりマネタイズとかは考えたことないですが、やっぱりNuitaである程度収益を得られて、他の仕事しなくても生きていけるようになったら嬉しい。自己実現の一種の形としても、好きなことを仕事にできたら最高ですよね。僕の場合は、好きなことがたまたま射精だったので響きが最悪ですが。

 一時期起業を考えてアイデアコンペに出してみたりもしましたが、どう考えても射精報告で通るわけがないということ、そして特にお金が必要なビジネスではないということで、当面は副業的な形で進めていきたいと思います。それでもこの1ヶ月くらいに、起業やファイナンスの本で学んだ知識や考え方は1つの大きな糧になりました。

 

 なまじ終身雇用の会社に入ってしまったからこそ。定年までの1つの道筋を示されて、そういう人生のルートもあるのだろうと感じました。でも、やっぱり、そういうのを……あまり面白いとは思えなかったので、はっきりと決別して、自分にしかない新しい道を突き進む勇気が必要なのだと思います。

 例えそれが、滅びへと向かう道であったとしても。この歩みを止めることはできません。そこに、射精がある限り――