これまでの2年間を振り返って

 いつの間にか四月になっていた。年度が変わって、名実共にもはや三回生になっていた。

 大学に入ってから二年が過ぎたということは、少なくとも名目的には大学生活の半分が終わったということだ。折り返し地点というのが個人的には重くて、つまりここまで過ごした時間をもう一回繰り返せば、それだけで大学生活が終わってしまうということを指す。毎度学期末試験の頃になると、「次の学期は……」とか言っていたけど、そんな風に未来の自分に改善を委ねるようなことがあまりできなくなりつつある。

 これを期に何かブログでも書こうと思って、ここまでの二年間を振り返ってみようとしたけれど、なんとも評価がしづらいというのが正直の感想だ。よくアンケートなんかで、「ここでの体験は満足行くものだったか」とか聞かれて、まあホテルとかレストランとかなら簡単に答えられるけれど、大学ともなるとそう上手く行かない。

 やるべきでなかったことをやったり、あるいはやりたかったことをやれなかったり、後悔したり黒歴史と化したこともたくさんあるし、その一方で今振り返ってみても楽しかったなとか、良かったなとか思える経験もある。唐突に黒歴史を思い出して悶絶していたら、突然脳内のスーパーエゴが再解釈プロトコルを走らせ始めて、その結果これは実は良い思い出なんじゃと思ったり、あるいは自分では良い思い出だと思っていて、嬉々として気持ち悪い笑みを浮かべながら他人に語っていた輝かしい記憶が、ある時から思い出したくもない黒歴史に変色したり、評価するのは非常に難しい。

 一般論に逃げそうになる気持ちを必死に抑え込むと、多様な評価が下せる複雑な経験それ自体が、後々から思えば貴重な資産なのかもしれない。綺麗事のようですごく嫌だけど。でも、じゃあここまでの二年間を振り返って、これをもう一度繰り返したら大学生活それ自体が終わると聞いて、それで必死に軌道修正の方法を考える自分がいたりして、少なくとも手放しに満足できるような時間ではなかったようだ。

 今後の課題は3つ。

  1. 友人を作ること。
  2. 将来の進路を確定すること。
  3. 自尊心を適切な量にすること。

 これら3つの問題について、その目的と障壁について考え始めると止まらないのだが、何かブログで書く範囲を大幅に越えている気がするし、これ以上ポエムを続けるのは恥ずかしいどころではないので、ここに書くようなことは避けようと思う。というか純粋に最近文章力が落ちつつあって、キーボードを打つ手振りも昔よりはだいぶ遅くなった。だが少なくとも明らかなことがあって、それはどれも解決するのが非常に困難な課題だということだ。

 

 いま僕は何にも気が乗らない感じの気分なので、気の赴くままに文章を書いていたらこんな感じになってしまった。後で振り返った時に残されているのがこの文章だけだったら、なんと鬱屈とした二年間だったのだろうと思わされるに違いない。まあ間違いない。だがここで突然上から目線になって言うとすれば、それは僕の友人たちは感傷的な文章を読むのが好きで、仮に僕が大学生活最高!みたいな記事を書いていたとしたら、いよいよ僕の友人と呼べる存在が目の前の箱だけになってしまうということだ。

 4つ目の課題を言うとすれば、今後はこういう過度なメタ言及をやめたい。